・盤質：S その他状態： US テクニカル・ドラマー’05年 2nd 【規格番号：LMC120】輸入盤


ARTENSIONやRAGEに参加していたことで知られる、様々なところにひっぱりだこのUSのテクニカル・ドラマーの’05年2nd。


まず参加メンバーが強烈！(B)にはARTENSIONで共演していたケヴィン・チャウン。(G)にはメインにTABOO VOODOOで共演したシリル・エイチャードが参加。Tr.7にはなんとRAGEで共演したヴィクター・スモールスキが参加！そして(Key)には、AXEL RUDI PELL他様々なバンドで活躍しているファーディ・ドーンバーグが参加しています。


マイクのドラムはいつもよりはメタル色が薄く若干ソフト・タッチな印象ですが、相変わらずの手数とパターンの豊富さでじっくり聴かせてくれます。変拍子の使用もありますが、TABOO VOODOOよりは少な目で、超絶テクニカル・メタルのTABOO VOODOOと比較すると、だいぶリラックスしたハード的な内容であると感じます。


シリルのギター・プレイはやはり素晴らしく、特にメロディアス・ハードっぽさのあるTr.2での切ないメロディと泣きのトーンが印象的です。結構活躍の場が広いのがファーディ。キーボードの他に、ハモンド・オルガン、トランペット、ピアノ、スティール・ギターと様々な楽器を駆使し、アルバムの曲を色鮮やかに彩っています。こういうプレイもあって、やっぱりTABOO VOODOOほど気合の入ったテクニカル・アルバムではなく、テクニカルでありつつもメロディアスな内容の1枚です。【▲・US】