・盤質：A、その他状態：薄いキズ、帯付き、ジャケットカビあり、裏ジャケ少々傷み、ソフトケース フィンランド ギタリスト’94年 1st 国内盤


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フィンランドのギタリストによる'94年。

フィンランドから想起される冷たさやキラキラ感、哀愁などは一切なく、US系の王道ハード・ロック・サウンドが下地のギター・インスト。Joe Satrianiを思わせるような分かりやすいメロディの明るいナンバーが中心。どちらかというとギターを歌わせるようなスタイルで、あまり派手な速弾きはしないタイプ。また、安定感のあるリズム隊のプレイも聴きごたえがあり、数曲でソロも聴かせるベースが聴きどころ。

上記のようにJoe Satrianiを思わせる明るくキャッチーなメロディのアップ・テンポ・ナンバーTr.1、11のような曲に、ブルージーなTr.6、9、泣きのギターによる叙情的なTr.10などを収録。しかしながらジャンル的にはジャズやブルース、フュージョン、ファンク系の曲が披露されるなどということは無く、あくまでハード・ロックが基本で、リフやフレーズにそういう要素が現れる感じのバランスです。

また、恐らくはワウを半固定か何かにしてある、ワウの幾分効いたギター・トーンも特徴的です。突出した何かは無いながらも、リズム隊含め非常に安定した演奏を聴かせる作品。

【▲、テクニカル/プログレッシヴ・フィンランド】