・盤質：C、その他状態：ジャケットカビあり ギリシャ ちょいプログレッシヴ・メタル’04年 2nd 輸入盤


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HORRIFIED、ORDER OF THE EBON HAND、SEPTICFLESH、THOU ART LORD等のバンドに在籍経験のある実力派(Ds)Akis Kapranosが在籍。前作では哀愁全開のメロディこそ光るものがあったものの、全体的にペラッペラの音質がどうにもネックでした。今作はその音質面が大きく改善されており、しっかりとクリアに厚みのあるサウンドになっています。

哀愁があって叙情的なメロディにも磨きがかかっており、前作では哀愁全開でありながらもお世辞にも親しみやすいとは言えませんでしたが、今作ではTr.1から随分と分かりやすいメロディで驚かされます。ただ、低〜中音域は太めの声質ながらもそこになぜかオクターヴ上でかぶさるファビオ・ドッゾみたいな細いハイトーン・ヴォーカルがやっぱり気になる方はいると思います。

また、曲が5分程度とコンパクトになっており、曲の構成もストレートになってテクニカル・メタル度は減退。正直叙情メロディック・メタルといった感じ。ただ、前作でも素晴らしかった泣きに、テクニカルなソロも聴かせてくれるギターは今作でも聴きごたえは十分。どれかと言えばEVERGREYのような叙情的なメタルが好きな方にオススメ。

【▲、テクニカル/プログレッシヴ・ギリシャ】