・盤質：A、その他状態：キズ小、ジャケット & 裏ジャケスレ ハンガリー テクニカル・デス’09年 1st(唯一のスタジオ・フル) 輸入盤


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ハンガリーのテクニカル・デス・メタル・バンドの’09年1stにして唯一のスタジオ・フル。

テクニカル・デスと言ってもそこまで性急に目まぐるしく展開するタイプではなく、3rdくらいまでのDEATHを思わせるようなミドル/スロー・パートと高速2ビートの爆走パートを切り替えて突き進むデス・メタル・サウンド。展開は若干多めで、Tr.5、7のように変拍子を使ったリズムがテクニカルな曲もあります。OBITUARYのジョン・ターディやDEATHのチャック・シュルディナーを思わせるような気合の入った絞り出すようなグロウルも印象的。

リフの質感はそんなにデス・メタルっぽくドロドロしてはおらず、ザクザクした質感の刻みリフと、中〜高音域の動きの速いメロディックなリフを駆使したスタイルで、スラッシュ・メタル色が残ったデス・メタルといった感じなところが特徴。また、タッピングなどを駆使したテクニカルかつメロディアスなギター・ソロも大きな聴きどころで、フレーズからフレーズへ流れるように繋がっていくソロは実に見事。

DEATHみたいにスラッシュ・メタルとデス・メタルの中間的な音で、かつテクニカル・デス要素があるものが好きな方にオススメ。

【★、デス・メタル/メタルコア・ハンガリー】