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店主からの一言


ご訪問誠にありがとうございます。

当店では海外から輸入したヘヴィ・メタルのCDを取り扱っております。その性質上、日本のバンドの作品がほとんどなかったり、アンダーグラウンドな作品がメインなことから有名なバンドの作品はほとんどありません。地道に活動しているマイナーなバンドの作品を多めに取り揃えておりますので、そういったアーティストに興味のある方にはお楽しみいただけるのではと思います。ぜひご覧くださいませ。

また、在庫は稀に同一タイトルで複数点あるものもございますが、基本的にはそれぞれ1点しかございません。仕入れも頻繁にはいたしませんので再入荷もほぼ無いか、数か月〜数年単位で間が空きますのでご注意くださいませ。

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検索条件 [カテゴリー]:指定なし [検索文字]:◆、ブラック・メタル

ヒット件数:280


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◆PHANTASOS / When My Soul Died

・盤質:B イタリア 独りディプレッシヴ・ブラック’17年 1st 輸入盤【非常に陰鬱なアルペジオやクリーン・トーンの単音フレーズ、泣き叫ぶような死にそうな絶叫ヴォーカル、大変スローなテンポとリズム、ドロドロと渦巻くような不気味なリフによる絶望感たっぷりのディプレッシヴ・ブラック。独りブラックならではのこだわりぬかれた病み空間が繰り広げられます。】


◆PARAGON ZERO / Omass

・盤質:A ハンガリー ブラック・メタル’20年 2nd EP(4曲21分程) 輸入盤【芯が太い迫力あるグロウルを聴かせるヴォーカル、ノイジーな刺々しさもありつつほどよくメロディックなリフ、抜けのいい音で疾走するドラムによるブラック・メタル。演奏の安定感が魅力的。】


◆ORDINUL NEGRU / Sorcery of Darkness

・盤質:A ルーマニア ブラック・メタル’15年 7th 輸入盤【3曲入りながらもTr.1から10分、8分、21分弱の大作主義。Tr.1こそ展開やリフの種類が少な目ながら、ドラマティックな展開を見せつけるTr.2や、静と動が幾度も切り替わり起伏のある構成をしたTr.3等は練りこまれており実に聴きごたえ抜群です。ディプレッシヴ・ブラック要素のあるプリブラを下地に展開もあるものが聴きたい方にオススメの力作。】


◆ONE MASTER / Reclusive Blasphemy

・盤質:A US プリミティヴ・ブラック’15年 3rd 輸入盤【掠れデス声、バタバタとブラスト疾走するドラム、不穏なトレモロ・リフを聴かせるギターによるプリミティヴ・ブラック。6〜9分弱とそこそこ長尺な曲の中でミドル、疾走の緩急ある展開で聴かせる内容。少し長めで展開のあるプリミティヴ・ブラックが聴きたい方にオススメ。】


◆OLDEATH / Born Between All Death

・盤質:A チリ ブラック・メタル’19年 Demo(4曲20分弱) 輸入盤【ブラック・メタルらしい掠れデス声、邪悪にメロディックなトレモロ・リフ、若干ズッコケ気味に疾走するドラム、疾走中心に緩急付いた展開で聴かせるブラック・メタル。全4曲で20分弱の内容。】


◆NOCTURNAL FEELINGS / Baarkant

・盤質:B コロンビア ブラック・メタル’18年 5th 輸入盤【薄っぺらくモヤモヤした音質、怒涛の高速2ビートとブラスト、薄ら悲しみを感じさせる寒々しいトレモロ・リフ、ハイテンションな高音絶叫掠れデス声主体にグロウルも織り交ぜたヴォーカルによるプリブラ下地のブラック・メタル。(Ds)Epitaph氏をはじめとする演奏、ヴォーカルのレベルの高さは変わらず、今作はノイジーさが強く音質面はよりプリブラ的になっています。】


◆NOCRUL / SKULLTHRONE / Khorne / Demo Iii

・盤質:A ハンガリー/ポーランド ブラック・メタル’17年 Split 輸入盤【お互いの1stフルを全曲収録しただいぶ変わったスプリット盤。NOCRULは不穏なリフのプリミティヴ・ブラック的な曲もあれば、メロディックなトレモロ・リフを駆使したメロブラ寄りな曲もあり。SKULL THRONEは暗いトレモロ・リフ、唸るような掠れデス声、ブラスト中心の疾走感あるドラムによるプリミティヴ・ブラック。手数が多くかなり高速なブラストを叩き出すドラムのインパクトが強いです。】


◆NOCHE ETERNA / Lucifer, Corpus Edimus

・盤質:A エクアドル プリミティヴ・ブラック’12年 1st 輸入盤【籠った音質、生気の薄い掠れデス声ヴォーカル、ノイズ成分の強いチリチリした音と不穏なフレーズのトレモロ・リフ、ドカドカ疾走するドラムによる呪術的雰囲気強めのプリミティヴ・ブラック。】


◆NIDAFJOLL / Endir

・盤質:A アイスランド 独りメロブラ’15年 1st 輸入盤【ヴォーカルはブラック・メタルらしさ全開の掠れデス声ながら、めちゃめちゃパワー・メタル的なドラマティックかつメロディアスなリフと、これまたメロディックな哀愁のトレモロ・リフが炸裂するメロディック・ブラック。ピアノやオーケストレーションも入ってシンフォニック・ブラック的な要素もあり。Vintersorgみたいなノーマル声歌唱もありで総じてドラマティックな1枚。】


◆NGELOTH / Chaos War

・盤質:B チリ ブラック・メタル’18年 1st 輸入盤【掠れデス声ヴォーカル、邪悪なトレモロ・リフ、ブラスト疾走するドラムによる非常に分かりやすい王道のブラック・メタル。邪悪でありつつほんのりメロディックなトレモロ・リフとタイトかつ手数も多く抜けが良く爽快なドラムの音が魅力的。】


◆NECROCRUZ / La antorcha de Lucifer

・盤質:A コロンビア ブラック・メタル’14年 1st 輸入盤【Blood Fire Death辺りのBATHORYを思わせるような疾走ナンバーもあれば、Hammerheart以降のBATHORYを思わせるようなヴァイキングっぽい神秘的な雰囲気の曲、DARKTHRONEみたいなシンプルなトレモロ・リフとバタバタしたブラスト・ビートのプリブラ系ナンバー、怒涛の高速ブラストと刻みリフも交えて爆走する曲もありと割とブラック・メタルの範囲内でありつつサウンドの振れ幅が大きめの1枚。】


◆LUNATII / Deprosorryum

・盤質:A ロシア ディプレッシヴ・ポスト・ブラック’18年 4th 輸入盤【Tr.1こそ悲痛な絶叫を上げて死にそうなヴォーカル、不穏なコード進行にノイズが強烈なギター・リフ、そこに絡むアンビエントでBURZUMの3rd、4th辺りをお手本にしているかのようなディプレッシヴ・ブラックですが、Tr.2以降は悲しくメロディックなトレモロ・リフやギター・ソロ等が加わることでポスト・ブラック的な雰囲気も感じられる内容。】


◆JOYLESS EUPHORIA / Joyless Euphoria

・盤質:B オーストリア ディプレッシヴ・ポスト・ブラック’17年 1st 輸入盤【ノイジーかつ陰鬱なコードと悲し気なトレモロ・リフを軸にしたギター、掠れデス声ヴォーカル、ブラスト疾走とドラムレスのパートの切り替え等緩急ついた静と動の展開で聴かせるディプレッシヴ・ポスト・ブラック。フランス産ブラック・メタルを思わせるような若干主張が強めの音のベースも印象的。】


◆INFERNAL NEKROMANTIK / Necromantik Odes

・盤質:B エクアドル プリミティヴ・ブラック’11年 1st 輸入盤【モヤモヤと広がるようなエコーがかかった囁くような掠れデス声、どんよりしたリフ、緩急付けつつバタバタ疾走するドラムが響き渡るプリミティヴ・ブラック。呪術的空気が強めのサウンド。非常にスローなTr.5の極端さもGood。】


◆I'M IN A COFFIN / Waste Of Skin

・盤質:A US ディプレッシヴ・ブラック’20年 2nd 輸入盤【死にそうな絶叫、今にも泣きだしそうな声での叫び等感情表現が豊かなヴォーカルがとても印象的なディプレッシヴ・ブラック。陰鬱でとにかく暗いサウンドで、まさにコレぞディプレッシヴ・ブラックといった感じの自殺系サウンド。曲の尺は5分程度のものが多め。】


◆HYMNN / Dans nos coeurs ...cette lumiere eternel

・盤質:C フランス 独りアトモスフェリック/ポスト・ブラック’14年 demo 輸入盤【10分程度の曲が4曲並ぶ大作主義の1枚。ほんのりモヤモヤした音質の中、クリーン・アルペジオや儚げでメロディックなトレモロ・リフを駆使し、要所で高速2バスを交えながらミドル/スローな展開中心に突き進むアトモスフェリックなポスト・ブラック。ヴォーカルがほぼ無いほぼインスト・サウンドであるところもポイント。】


◆HENOSIS / Unleash the Ophidian Essence from the Reverse of Creation

・盤質:B チリ ブラック・メタル’16年 1st 輸入盤【低音のどんよりしたリフをメインにしたギター、ガテラル寄りの低音デス声を轟かせるヴォーカル、ブラスト主体に高速の2バス連打も絡めたアグレッシヴなプレイを聴かせるドラムによる邪悪さが強めのブラック・メタル。総合的にクオリティは高く、曲の構成も練られている方。】


◆HAK-ED DAMM / Holocaust Over Dresden

・盤質:B カナダ ファスト・ブラック’17年 2nd 輸入盤【非常にアグレッシヴな手数多い高速ブラスト・ドラム、邪悪なトレモロ・リフに絡みながら絶妙に浮遊感醸し出すフレットレス・ベースが印象的なファスト・ブラック。また、ダニ・フィルスを太めにしたようなこの界隈でも最強クラスの超絶ハイテンションな絶叫を聴かせるヴォーカルもインパクト大。】


◆GOTHOLOCAUST / Lucifer_H

・盤質:A フランス ブラック・メタル’15年 2nd 輸入盤【寒々しいトレモロ・リフ、掠れデス声絶叫とガテラル・ヴォイスを切り替えるヴォーカル、タイトな高速ブラストと2ビートを軸にスローなリズムも交えた疾走感あるドラムによるブラック・メタル。】


◆FROSTREICH / Geistfahrt

・盤質:B ドイツ 独りディプレッシヴ・ポスト・ブラック’13年 1st 輸入盤【Wynthar氏による独りプロジェクト。ディプレッシヴ・ブラック系の苦しそうな掠れデス声絶叫に、モヤモヤした音質の中、10分弱〜14分の長尺な曲を儚げなアルペジオ主体の静のパートと、轟音リフやトレモロ・リフの動を切り替えて進む非常によく練り込まれた曲構成をしたディプレッシヴ・ポスト・ブラック・サウンド。】


◆ELFFOR / Impious Battlefields

・盤質:B スペイン エピック・アンビエント・ブラック’18年作 (非常に多作なプロジェクト) 輸入盤【作品によってはメタル要素が皆無だったりする独りプロジェクトですが、今作はノイジーなブラック・メタル的な雰囲気を醸し出すギターに、要所で入るドラム、唸るようなデス声等でメタル要素も感じさせる作品。エピック・アンビエント・ブラックみたいなそんな感じ。また、全4曲ながらもTr.1から12:46、11:10、14:02、9:49の見事なまでの大作主義です。】


◆DOOMHAMMER / The Law of the Drunk - The Demo Collection

・盤質:B イタリア ブラック/スラッシュ’12年 編集盤 輸入盤【2023年時点でSingle曲しかリリースの内バンドのデモ音源を集めた編集盤。曲だけは多く全19曲。デス声直前のダミ声シャウト、スネア裏打ち主体のスラッシーな疾走、コードも駆使した不穏でありつつハードコア寄りなシンプル目なリフによるブラック/スラッシュ系のサウンド。】


◆CULT OF HORROR / Hermetik Heretik

・盤質:A ブラジル ブラック/スラッシュ’20年 2nd 輸入盤【前半はヴォーカルこそ掠れデス声であるものの正統派メタル、スラッシュ・メタル的なリフやギター・ソロ。曲によっては哀愁のフレーズやドラマティックさを感じさせるリフも出てくるブラッケンド・スピード・メタル的なサウンド。後半になるにつれてブラック・メタル度が上がって、ブラック/スラッシュ的な曲が増えてきます。】


◆BURIAL HORDES / War, Revenge And Total Annihilation

・盤質:A ギリシャ ブラック・メタル’05年 1st 輸入盤【迫力あるグロウルを聴かせるヴォーカル、邪悪なコードやトレモロ・リフ主体のギター、安定感ある高速ブラストを聴かせるドラムによるブラック・メタル。トレモロ・リフの邪悪な迫力は2ndくらいまでのEMPERORを思わせるほど。分厚い演奏に程よくノイジーな質感の音質がまた邪悪さを引き立てていて素晴らしいです。】


◆BRAHDR'UHZ / Land Of Darkness

・盤質:B スイス 独りRawプリブラ’18年 1st 輸入盤【音質は音圧こそあってなかなかに鋭いながら、ノイズ成分を大量に含蓄したノイジーで寒々しいギターが耳を突き刺し、モヤモヤした絶叫ヴォーカルが響き渡り、籠り気味なブラスト・ドラムが炸裂する総合的にはRawなサウンドのRawプリミティヴ・ブラック。曲ごとのリフの種類は多くないながら、爆走主体に緩急ある展開で聴かせる曲もありGood。】


◆BOG OF THE INFIDEL / Asleep in the Arms of Suicide

・盤質:A US メロディック・ブラック’16年 2nd 輸入盤【プリブラ的な籠った音質、薄ら悲しみを湛えたメロディックなトレモロ・リフにメロディアスな速弾きソロも聴かせるギター、緩急付けつつ爽快な音でブラスト・ビート・メインで手数多めに疾走するドラムによるメロディック・ブラック・メタル。メロディックでありつつメロデスっぽさがほぼ無いのも魅力的。】


◆BESATT / Black Mass

・盤質:B ポーランド ブラック・メタル’06年 5th 輸入盤【トレモロ・リフ主体ながらそこまでメロディックではない不穏で邪悪なブラック・メタルらしいギター、有名どころのドラマーにも引けを取らないくらいに手数が多くパターンも豊富でブラストもかなり速い強烈なドラムが印象的なファスト・ブラック寄りのブラック・メタル。ミドル・ナンバーもありつつやはりファスト・ナンバーのカッコよさが光る、MARDUKやDARK FUNERAL辺りを思わせる1枚。】


◆ASGRAUW / Krater

・盤質:A オランダ ブラック・メタル’16年 2nd 輸入盤【掠れデス声ヴォーカル、寒々しくも悲しくメロディックなトレモロ・リフ、薄ら入るアトモスフェリックなキーボードが美しく、それでいてブラスト主体で疾走感もあるブラック・メタル。手数が多くセンスを感じさせるドラムも聴きごたえありです。】


◆ANIMAL MAN MACHINE / The Cruelty Of Life

・盤質:B ギリシャ ブラック・メタル’20年 1st EP(6曲22分程) 輸入盤【ほんのりディプレッシヴ色のあるブラック・メタル。】


◆AKRAL NECROSIS / The Greater Absence

・盤質:B ルーマニア ブラック・メタル’20年 3rd 輸入盤【邪悪で寒々しくありつつほんのりメロディックなトレモロ・リフに流麗なソロが印象的なギター、タイトなブラスト主体に攻撃的なドラム、ブラック・メタルらしい掠れデス声絶叫、展開多めで時折ドラマティックな雰囲気も醸し出すブラック・メタル。特に終盤4曲は8〜9分程度と長めですがよく練られていて聴きごたえがあります。】


◆AETERNUS ODIUM / Tropas de Lucifer

・盤質:B ブラジル Rawブラック/スラッシュ’11年 1st 輸入盤【少々薄っぺらくノイジーな音質の中を掠れデス声ヴォーカルとガテラル・ヴォイスの二本立てのヴォーカル、ノイズ成分多めながらもスラッシュ・メタル色や勇壮さも感じさせるギター・リフ、緩急付けながらドカドカ疾走するドラムによるブラック/スラッシュ。疾走感は強いです。】


◆DAWN OF A DARK AGE / La Tavola Osca

・盤質:B イタリア プログレッシヴ・フォーク・ブラック’20年 6th 輸入盤【中世的な暗黒な雰囲気のフォーク・サウンドとブラック・メタルが融合したサウンド。23分と17分の大作2曲で、長さ相応に多彩な展開と変拍子も軽く交えたリズムの切り替え等でじっくりきかせてくれます。2曲目はソプラノ・ヴォーカルが入ってより荘厳な雰囲気のフォーク・ブラック・サウンドですが、後半は呪術的な雰囲気に展開。実験的要素もうかがえる内容です。オーボエだかファゴットだかの重厚な笛のメロディに、笛の速吹きソロも聴きどころ。】


◆DARK WISDOM / Seven Sins of Seven Demons

・盤質:A コロンビア ブラック・メタル’15年 3rd 輸入盤【コロンビア産のデス、ブラック・メタルは不思議とメロディックなものが多いですが、この作品も例に漏れず薄ら悲しげなトレモロ・リフを主体にバタバタとブラスト疾走する薄メロ・プリブラ的なサウンドがメインの作品。Tr.4ではドラマティックなメロディのギター・ソロもあり。綺麗すぎず汚すぎずの程よい音質に安定感ある確かな演奏力でしっかりと構築された曲を聴かせてくれます。なかなか手数のあるドラムもGood。】


◆CULT OF HORROR / Hermetik Heretik

・盤質:A ブラジル ブラック/スラッシュ’20年 2nd 輸入盤【前半はヴォーカルこそ掠れデス声であるものの正統派メタル、スラッシュ・メタル的なリフやギター・ソロ。曲によっては哀愁のフレーズやドラマティックさを感じさせるリフも出てくるブラッケンド・スピード・メタル的なサウンド。後半になるにつれてブラック・メタル度が上がって、ブラック/スラッシュ的な曲が増えてきます。】


◆ATER ERA / Beneath Inanimate Grime

・盤質:A スロヴァキア ブラック・メタル’13年 2nd 輸入盤【良好な音質と確かな演奏力をもって、リズムやテンポの切り替わりに変拍子を駆使して長めの曲を多めの展開でじっくり聴かせる質の高いブラック・メタル。ブラック・メタルの範疇からは外れた内容では無いものの、展開の多さやリズムの多彩さ的にはプログレッシヴ・ブラック寄り。トレモロリフのメロディはドラマティックすぎずモノクロなジャケが似合う不穏さや陰鬱さが強調されたものが多めなところも魅力的。ブラスト疾走も多く疾走感もある1枚。】


◆ALASTOR / Noble North

・盤質:A オーストリア メロディック・ブラック’07年 2nd 輸入盤【KEEP OF KALESSINを思わせるようなハッキリと聴こえる邪悪なコードや刻みリフがカッコいいメロディック・ブラック。タイトなブラスト疾走とスピードを落としたパートを切り替える緩急あるドラマティックな展開も聴き所。KEEP OF KALESSINは後年の作品になるほどクリーン朗唱が主体になってきますが、このバンドのこの作品は生気が薄めの掠れデス声であるところがポイント。】


◆AKERIUS / Shadowed Paths Through Middle-Earth

・盤質:A アイスランド(?) ブラック・メタル/ダーク・アンビエント’20年作 輸入盤【BURZUMの5th、6thを思わせるような中世的な質感のメロディアスなダーク・アンビエント・ナンバーが主体の作品。シンセの音もまさにあの頃のBURZUMを思わせる音で、きっと影響を受けているんだろうなと思わせます。アンビエントにブラック・メタル的な演奏を絡めた曲も一部あり。】


◆DEATHSPELL OMEGA / Manifestations 2002

・盤質:A フランス ブラック・メタル’08年 編集盤 輸入盤【収録されている曲はどれもクリアで刺々しい音質の疾走中心プリミティヴ・ブラック。「クリアになったDark Throne」というと分かり易いかも?1st、2ndと同路線で、まだまだ曲構成はシンプルながら、3rdに通じる不穏さもすでに有しております。普通にアルバム一枚として聴いても文句なしの素晴らしい内容。】


◆DEATHSPELL OMEGA / Manifestations 2000-2001

・盤質:A フランス ブラック・メタル’08年 編集盤 輸入盤【「Manifestations2002」が、割とシンプルなバタバタ疾走ブラック中心で、プリミティヴ・ブラック・メタル・ファン向けという印象であるのに対し、1st、2ndと同時期に出た割にはより曲構成が練られていて、リフの不穏さ寒々しさも感じられるこちらは、真に「Deathspell omega」ファン向けと言える1枚。孤高のブラック・メタル・バンドへと向かうその過程のようなものが窺える極めて興味深い作品。】 


◆DEATHSPELL OMEGA / Inquisitors of Satan

・盤質:A フランス ブラック・メタル’02年 2nd 輸入盤【前作はいかにもプリミティヴ・ブラック的なざらついた音質でしたが、このアルバムからは音質が随分とクリアになり、音像がクッキリとするようになりました。が、邪悪さは微塵も失われておらず、ハッキリと聴こえるリフがかえって寒々しさを増長します。リズムはDark throneの「Transilvanian hungar」のようにストレートに疾走するものが多いです。】


◆DEATHSPELL OMEGA / Infernal Battles

・盤質:A フランス ブラック・メタル’00年 1st 輸入盤【後にはもっと複雑で個性的なサウンドになる彼らですが、本作で聴ける音はシンプルなプリミティヴ・ブラック・メタル。後に明瞭なサウンドとなる彼らも本作はまだ音質もブラック・メタルらしいザラついたもので、しかもリズムもバタバタと突っ走るような感じです。ヴォーカルも喚き系。】


◆DARKTHRONE / Total Death

・盤質:A ノルウェー ブラック・メタル’96年 6th 輸入盤


◆DARKTHRONE / Under a Funeral Moon

・盤質:A ノルウェー ブラック・メタル’93年 3rd 輸入盤【前作と比べるとスラッシュ・メタル、ハードコア的な要素はほぼ無くなり、リフはトレモロ・リフがほとんどとなり完全にブラック・メタルへ。曲構成が前作よりもシンプルになり、曲の長さも多少短くなっております。前作同様のチープな音質と邪悪なサウンドは変わらず、プリミティヴ・ブラックの神髄をこれでもかと見せつける1枚。】


◆DARKTHRONE / A Blaze in the Northern Sky

・盤質:A ノルウェー ブラック・メタル’92年 2nd 輸入盤【意図的にノイジーで薄っぺらい音質で録音されていて、さらにはバタバタと疾走するドラムに、冷気漂うトレモロ・リフ、そして狂気的掠れデス声絶叫と、まさにブラック・メタルの真髄を惜しげもなく解放した内容。所々でHELLHAMMER、CELTIC FROST的な暗黒スラッシュ・リフも聴け、構成も意外と複雑。ほぼメロディも感じられない聴きづらい作品ではありますが、ブラック・メタル好きなら一度は聴きたい作品。】


◆DARKTHRONE / Soulside Journey

・盤質:A ノルウェー ブラック・メタル’91年 1st 輸入盤【まだブラック・メタルではなくデス・メタルだった頃の作品。聴いて驚き、ドロドロしたリフと緩急ある展開で本当にデス・メタルです。】


◆DARKENED NOCTURN SLAUGHTERCULT / Follow the Calls for Battle

・盤質:A ドイツ ブラック・メタル’01年 1st 輸入盤【汚い高音掠れ絶叫ヴォーカルに、ドカドカとブラスト・ビート主体に駆け抜けつつ、途中でたまにミドルな展開、静寂のパートを設けたサウンドで、TSJUDERなどを思わせる高品質ファスト・ブラック。2ndと比較するとどことなくハードコア色も微妙に感じられ、その分プリミティヴ度が高めな印象。】


◆BLUT AUS NORD / Mort

・盤質:A フランス 個性派ブラック’06年 5th 輸入盤【呪文を詠唱するかのような不気味な声がモゴモゴと背後から聴こえ、サウンドそのものも全体的に靄がかっていて非常に不気味な、ある意味フランス産らしい暗黒感全開のサウンド。DEATHSPELL OMEGAのスロー・パートの暗黒感が好きな方や、TODESSTOSSなどの暗黒感、呪術感が強い作品が好きな方にオススメ。】


◆BLUT AUS NORD / Ultima Thulee

・盤質:A フランス アヴァンギャルド・ブラック’95年 1st 輸入盤


◆BLUT AUS NORD / The Mystical Beast of Rebellion

・盤質:A フランス ブラック・メタル’01年 3rd 輸入盤


◆BEHEMOTH / THE SATANIST

・盤質:C ポーランド ブルータル・ブラック’14年作 10th 輸入盤


◆ARCTIC PLATEAU / The Enemy Inside

・盤質:A イタリア ポスト・ブラック寄りポスト・ロック’12年 2nd 輸入盤【ブラック・メタル的な質感は減退したものの、前作と同じような路線でよりモヤがかかったようなサウンドとなり浮遊感が上昇しています。渋い泣きのギターと変拍子も駆使されたTr.1から実に美麗で引きこまれます。アルバム・タイトル曲Tr.6のようにポップさのあるパートも多分に含まれながら、明るさから切なさへと展開するような楽曲の数々に魅了されます。】


◆ARCTIC PLATEAU / On A Sad Sunny Day

・盤質:A イタリア ポスト・ブラック寄りポスト・ロック’09年 1st 輸入盤【ブラック・メタルどころかメタル的な要素は極めて薄いですが、ハード・ロック系が好きな方にも十分オススメできるハードなリフに、シューゲイザー的なノイジーな轟音リフ、さらにブラック・メタル的なトレモロ・リフの使用も多めなので、まさにALCESTなどのポスト・ブラックが好きな方にオススメしたい美しい作品。】


◆PAGAN WINTER / The Cult Of Flesh

・盤質:A ドイツ ブラック・メタル’02年 EP 輸入盤【とんでもなく手数が多いMachosiasの高速ドラムがとにかくインパクト大なファスト・プリミティヴ・ブラック。掠れデス声で邪悪さ全開のヴォーカル、ノイジーで邪悪なリフもあって、とにかく邪悪な内容。ベースの音も割と前面に出ていてギターとのユニゾンぶりが心地よいです。Tr.1は7分あるのにほとんどブラスト爆走、Tr.2以降は3分弱〜3分半程度とコンパクトながらやはり2ビートとブラスト疾走主体で疾走感抜群です。】


◆NUIT NOIRE / Sa majeste la nuit

・盤質:A フランス ディプレッシヴ・ブラック’17年 3rd 輸入盤【籠っていて非常に薄っぺらい音質、陰鬱なトレモロ・リフを軸にしつつモヤモヤとサイケデリックな雰囲気も強いディプレッシヴ・ブラック。2015年のInner Lightでは比較的真っ当にブラック・メタルをプレイしていましたが、今作は脱力した地声でのシャウト、歌唱がメインとなり、リズムもブラストは少な目でかつてのパンキッシュなノリの作風に近づいたのが大きな特徴。】


◆GRAND ALCHEMIST / Intervening Coma-Celebration

・盤質:B ノルウェー シンフォ・ブラック’02年 1st 輸入盤【邪悪なグロウルと朗唱を聴かせるヴォーカル、叙情的でメロディックなリフを聴かせるギターとベース、荘厳なストリングス系、フォーキッシュな笛系など多彩な音色で彩るキーボード、曲の展開に合わせた繊細なドラミングを聴かせるドラムによるシンフォニック・ブラック。ミドル/スロー・パート多めで要所で2バス連打やブラストをするスタイル。クサみを発散しているところもありドラマティックな1枚。】


◆DRAGONLORD / Black Wings Of Destiny

・盤質:A US TESTAMENTの(G)Eric Petersonによるシンフォニック・ブラック・メタル’05年 2nd 輸入盤【破壊力抜群の不穏で硬質な刻みリフに、大仰なキーボード・オーケストレーションが乗っかるサウンドは今回も迫力満点。Ericのブラック・メタル全開の掠れ声絶叫はEMPERORのIHSAHNを思わせるようなカッコよさで素晴らしいです。今作はトレモロ・リフが心なしか前作より増えていてブラック・メタル度が上がっている印象も。流麗なギター・ソロもさすがです。】


◆DIMMU BORGIR / Puritanical Euphoric Misanthropia

・盤質:C ノルウェー シンフォニック・ブラック’01年 5th 輸入盤【大仰かつ荘厳なキーボード・オーケストレーションが大々的にフィーチュアされたシンフォニック・ブラック。それでいて、アグレッシヴなドラムによりブルータリティもしっかりあるのが魅力的。切れ味鋭くヘヴィでキャッチーさもある刻みリフと、寒々しさを醸し出すトレモロ・リフを併用するリズム・ギター、ドラマティックさをアピールするリード・ギター、いずれも質が高く、まさにシンフォニック・ブラックの理想的な作品。】


◆DIMENTIANON / Dreaming Yuggoth

・盤質:B US ブラック・メタル’21年 4th 輸入盤【4人組ながらドラマーがチェロもプレイしたり、ギター&ベース担当がグロッケンシュピールも使い、キーボーディストがクリーン歌唱も担当する変則的な編成のバンド。籠った音質、掠れデス声ヴォーカル、ノイジーなリフのプリブラを基本に、アルバム序盤はブラスト疾走中心の曲、中盤にはアトモスフェリックなインスト、後半はキーボード・サウンドを活かしてプリブラに薄ら悲しい要素が加わったアトモスフェリックな曲を聴かせてくれる作品。】


◆BLOODTHORN / Genocide

・盤質:B ノルウェー ブルータル・ブラック’06年 4th 輸入盤【掠れデス声で喚くヴォーカル、WURDULAKの(ds)Jehmodの超速ブラスト&超速2バス、ノイジーかつ邪悪なメロディの高速リフでとにかくブルータルなブルータル・ブラック。音質もクリアで音圧も強烈。スローかつヘヴィな曲も挟みつつ爆走主体で突き抜けます。】


◆ZURVAN / Gorge of Blood

・盤質:A イラン デス/ブラック’17年 2nd 輸入盤【高速で邪悪なメロディックなトレモロ・リフと、ドロドロした低音リフ、刻みリフを切り替えるギター、グロウルするヴォーカル、緩急ついたリズムで聴かせるデス/ブラック。良好な音質と安定感ある演奏が聴きどころ。】


◆ZORORMR / The Aftermath

・盤質:A ポーランド 独りブラック・メタル’16年 EP(6曲24分程) 輸入盤【基本はMoloch氏による独りブラックで、ドラムとリード・ギターがゲストで参加。スローなTr.1のような曲もあれば、スロー・パートとブラスト爆走を切り替えるTr.2のように緩急ついた曲もあり。基本はメロディックさが希薄なヘヴィでダークな低音刻みリフでありつつ、リード・ギターが泣きやハモリありでとてもメロディアスでドラマティックというのが大きな特徴。Tr.5、6はデモっぽい音質です。】


◆WOLVES OF AH PUCH / La ascension del Pukuj

・盤質:B メキシコ プリミティヴ・ブラック’21年 1st 輸入盤【どの曲も静のイントロを持っているのが大きな特徴で、1分くらいしてからブラック・メタル的な疾走中心のサウンドに展開します。なので出だしで少々もどかしく感じると思う方もいるかも。音質面はドラム周り以外は少々薄っぺらく、ノイジーで邪悪なリフを聴かせるギター、呻き声のような掠れデス声ヴォーカルによる緩急あるプリミティヴ・ブラック・サウンドが基本。静のパートの呪術的雰囲気から、全体もやはり呪術的雰囲気が強めな1枚。】


◆WAROATH / Infernal Tortures Blades

・盤質:B ポーランド ブラック/スラッシュ’20年 1st 輸入盤【ダミ声シャウト、どんよりした刻みリフ主体にやっぱりどんよりしたフレーズのソロを聴かせるギター、ビートを切り替えながら進むドラムによるブラック/スラッシュ。スロー・パート主体の曲もあれば、Tr.3のようにテンポやビートの切り替えが多めの疾走ナンバー、前半はスローに後半にブラスト疾走に展開するTr.4のような曲もありで疾走感はさほど高くもなく展開を楽しむようなタイプ。】


◆VULCAN TYRANT / Vulcanic Collection

・盤質:C オランダ ブラッケンド・スラッシュ’19年 編集盤 輸入盤【2005年〜2007年まで独りで活動、2019年にドラマーを加えて復活し2021年に1stフルをリリースしたバンドの2005〜2007年までの初期Demo音源を集めた編集盤。音質は籠って不明瞭ですが、その中で邪悪な刻みリフを纏って高速2ビート疾走するブラッケンド・スラッシュが披露されています。演奏はリズム感が怪しく崩壊気味な箇所もあり。】


◆V.A. / USBM TRIBUTE TO DARKTHRONE

・盤質:B 色々 9バンドによるDARKTHRONEのトリビュートアルバム 輸入盤【ノルウェーのブラック・メタル・バンド、DARKTHRONEのトリビュート盤。カバーしているバンドと曲名は詳細をご確認ください。】


◆UTBURD / The Horrors Untold

・盤質:B ロシア 独りアトモスフェリック・ブラック’18年 2nd 輸入盤【高音掠れデス声とグロウルを使い分けるヴォーカル、ドゥームばりのヘヴィなリフも多めながら広がるような質感のトレモロ・リフや、クリーン・トーンでの悲しいフレーズを聴かせるギター、ミドル、スロー中心に、アトモスフェリックな静のパートも絡めた展開で聴かせるアトモスフェリック・ブラック・メタル。7〜8分程度がメインと曲の尺が若干長めで、11:28と最長のTr.5ではブラック・ドゥーム的な質感も。】


◆TRUP / Ecce Satanas

・盤質:B ポーランド デス/ブラック’21年 EP(4曲21分程) 輸入盤【野太い地声寄りのグロウルを聴かせるヴォーカル、バタバタとブラスト疾走するドラム、どんよりした低音刻みリフ主体のギターによるデス/ブラック。ほんのり籠って全体的にエコーするような質感の音質が邪悪さをまた引き立てています。】


◆TEMPLE OF NIHIL / Schadenfreude

・盤質:A ロシア ブラック・メタル’19年 1st 輸入盤【生気薄めの掠れデス声、不穏なリフ主体のギター、手数多くタイトに高速ブラストや高速2バス連打を決めるドラムによるブラック・メタル。不穏さ、邪悪さが強く、叙情性やメロディックさは希薄ですが、悲し気なアルペジオやトレモロ・リフが出てくるTr.4のように幾分メロディックな曲もあり。また、静と動の対比を活かした展開を持った曲が大半。演奏力、楽曲の構築具合ともに質の高い作品。クリア過ぎない音質もGood。】


◆TAIGA / Sky

・盤質:B ロシア ディプレッシヴ・ブラック’16年 3rd 輸入盤【高音で死にそうな絶叫を繰り返すヴォーカル、陰鬱なアルペジオや寒冷な質感で悲しみ溢れるトレモロ・リフを聴かせるギター、スローなリズム主体に緩急付いたリズムで聴かせるドラマティックさのあるディプレッシヴ・ブラック。プリブラ下地ではなく、クリアな音質と安定感ある演奏で洗練された内容の、絶望的でありつつ美しくもあるディプレッシヴ・ブラックです。】


◆SOUTH OF HEAVEN / While the Sunset Bleed

・盤質:A 台湾 プリミティヴ・ブラック’15年 1st 輸入盤【非常に汚い高音掠れデス声、バタバタとブラスト疾走するドラム、ノイジーで寒々しく不穏なトレモロ・リフのギターによる非常に分かりやすいDARKTHRONEタイプのプリミティヴ・ブラック。なお、Tr.7はDARKTHRONEのQuintessenceのカバー。】


◆SKYFOREST / Harmony

・盤質:B ロシア アトモスフェリック・ポスト・ブラック’18年 EP(5曲22分程) 輸入盤【前作でエモーショナルなクリーン歌唱を担当したゲストが正規メンバーとして加入して2人組に。今作でもその柔らかでエモーショナルな歌唱を聴かせてくれます。もちろん、掠れデス声絶叫、クリーン・アルペジオ、ふわ〜っとしたオーケストレーションによる儚く美しくぬくもりのあるアトモスフェリック・ポスト・ブラック・サウンドも変わらずクオリティが高いです。】


◆SALTUS / Imperium slonca

・盤質:A ポーランド メロデス/メロブラ’05年 1st 輸入盤【しっかりと音圧のあるサウンド・プロダクション、イカついグロウル、薄ら叙情的なトレモロ・リフに刻みリフを併用するギター、タイトなブラストを決めるドラムと、ポーランドらしいブルータリティのあるサウンド。リフは結構メロディックだし、キーボードがふわ〜っと入ってくる場面もあるのでそこまで極端にブルータルではないのがポイント。安定感もあって高品質。】


◆PLASMODIUM / Entheognosis

・盤質:C オーストラリア 独りサイケデリック・デス/ブラック’16年 1st 輸入盤【全4曲ながらTr.1から21:44、10:00、15:37、14:35の大作主義。音質は籠っていて不明瞭であるもののテンポが切り替わるなどのきちんと練られた展開があり、その中で高速で動き回ったりキュルキュルしゅわしゅわいう不穏なギターの音とボカボカしたドラムの音がサイケデリックでスペーシーな感覚を生み出しているサイケデリック・デス/ブラック。展開多めのTr.1も長時間爆走するTr.2も聴きごたえ十分。】


◆OSSARIO / Grave Metal

・盤質:B イタリア ブラック・メタル’21年 編集盤 輸入盤【結成は2020年。まだEPとスプリット音源のリリースしかないバンドで、その音源を合わせて新曲を加えた編集盤。手数多くタメの効いたスネアが心地よいドラム、邪悪なトレモロ・リフ主体のギター、グロウルするヴォーカルによるブラック・メタル。ハードコア的な軽やかな2ビートとバタバタしたブラストを切り替えながら突進する疾走感が強い1枚。】


◆MORTUARY / Mortuary

・盤質:B ドイツ プリミティヴ・ブラック’21年 編集盤(7曲25分ほど) 輸入盤【1993年〜1996年までの活動でデモ1つしか残せなかったバンドの貴重な音源集。スローなリズム、不穏なリフ、唸るような掠れデス声で聴かせる呪術的なプリミティヴ・ブラック。】


◆MORTUARIAL AVSHY / Arcano Ente Nocturno

・盤質:B チリ プリミティヴ・ブラック’20年 2nd 輸入盤【ハイテンションに叫び散らすヴォーカル、チリチリしたノイジーで邪悪なリフ、ドカドカとブラスト疾走するドラムによるプリミティヴ・ブラック。】


◆MOLOCH / Die Isolation

・盤質:B ウクライナ ブラック・メタル’14年 EP(10曲68分ほど) 輸入盤【ペラッペラかつ籠った音質、悲痛な絶叫をあげるヴォーカル、じりじりと迫ってくるノイジーかつ陰鬱なリフ、スローかつ不安定なリズム主体のドラムによるサウンドでディプレッシヴ・ブラック度が高い内容。】


◆LAETITIA IN HOLOCAUST / Rotten Light

・盤質:B イタリア プログレッシヴ・ブラック’11年 2nd 輸入盤【儀式的雰囲気のギターの単音フレーズ、変拍子を使ったり儀式的雰囲気のリズムも聴かせるドラム、邪悪な掠れデス声で聴かせる呪術的雰囲気の強いプログレッシヴ・ブラック・メタル。最長10分弱ではあるものの曲はそこまで長くなく、しかしながら多めの展開で聴きごたえは抜群。】


◆KVOL / Thou Proufoundest Hell

・盤質:B US ブラック・メタル’20年 1st 輸入盤【少し籠った音質の中で響き渡る不穏なキーボード・オーケストレーションを漂わせつつ、寒々しく邪悪なトレモロ・リフとブラスト疾走で聴かせるブラック・メタル。アンビエンティッシュな静のパートを交えた静と動の展開もGood。曲によってはドラマティックなメロディのリフも出てきます。】


◆KASHGAR / Kashgar

・盤質:B キルギスタン デス/ブラック’16年 1st 輸入盤【不穏なリフを軸にソロ的なフレーズのリフなど多彩なリフを聴かせるギター、メロディックなラインも奏でるベース、地声シャウトやグロウルを使い分けるヴォーカル、疾走中心に起伏のある展開で聴かせるデス/ブラック・メタル。インストであるTr.1は若干ドゥーム的な要素もあり。11:38のTr.2が大きな聴きどころ。】


◆IN THE MIST / Le cor et la breche

・盤質:B フランス 薄メロ・プリブラ’21年 3rd 輸入盤【薄ら悲し気なリフ、なかなかに手数あるドラムが印象的な薄メロ・プリブラ。ただし音質は籠っていてヴォーカルも奥に引っ込んでおり、全体的に演奏の解像度は低いです。CELESTIA辺りに割と雰囲気が近い場面もあり。】


◆IMPURITY / Satanic Metal Kingdom

・盤質:B ブラジル ブラック・メタル’04年 3rd 輸入盤【活動開始は1988年と大変古いバンド。その時期からもうかがえるような'80年代〜'90年代的な質感強めのサウンド。スラッシュ・メタル的な刻みリフとブラック・メタルの邪悪さが合わさったようなブラック・メタル・サウンド。Tr.11以降はボーナス・トラックで、Tr.16まではライブ音源、Tr.17はリハーサル音源。】


◆HILLS OF SEFIROTH / A Draught of the Seas of Iniquity

・盤質:B US 独りブラック’07年 5th 輸入盤【ペラッペラの音質、細い掠れデス声絶叫、ノイジーかつ不穏なギター・リフ、起伏あるリズムによるブラック・メタル。要所要所で挿入されるアンビエント系のオーケストレーションが不気味さをプラスしてきます。曲によってはディプレッシヴ・ブラック寄りな質感もあり。】


◆GLOOMY GRIM / Fuck the World, War Is War!

・盤質:B フィンランド 個性派ブラック’17年 初期音源をまとめた編集盤 輸入盤【最初期のデモ音源2つをまとめた編集盤。中世暗黒世界的な妖しいオーケストレーション、唸るようなグロウルによる呪術的シンフォ・ブラック。打ち込みドラムによるパシャパシャしたリズム音がインダストリアルな不気味さを醸しだしているのもポイント。メタル度、ヘヴィさは少な目ながらも不気味で呪術的な雰囲気は個性的。】


◆GOLGATA / Skam

・盤質:B スウェーデン ブラック・メタル’19年 1st 輸入盤【メランコリックな雰囲気の強いどんよりしたブラック・メタル。】


◆FUNESTUS / Compendivm Conflagrae

・盤質:A チリ 独りブラック’21年 編集盤 輸入盤【長さは普通ながらよく練られた展開と悲し気なトレモロ・リフ、籠った音質からくる呪術的な雰囲気が特徴的なブラック・メタル。DEATHSPELL OMEGAっぽい雰囲気も感じられる作品。2018年のDemo、Destrvcto Infinitvmと、2020年のEP、The Immaterial Woundの音源6曲をまとめて1曲追加した全7曲の編集盤。合計42分程度。】


◆FROM THE VASTLAND / The Haft Khan

・盤質:B イラン 独りブラック’20年 6th 輸入盤【よく練られた展開のメロブラ路線の高品質な独りブラック・メタル。】


◆FREIHEIT / Безумие. Ненависть. Смерть.

・盤質:B ロシア ブラック・メタル’17年 1st 輸入盤


◆FIMBULVINTER / Начертаны резы древних заклятий

・盤質:A ロシア ペイガン・メロブラ’15年 1st 輸入盤【フォーキッシュな哀愁を感じさせるフレーズやメロディックなトレモロ・リフが魅力的なメロブラ路線のペイガン・ブラック。】


◆FATHOMLESS MISERY / Sacrificing the Essence of Life

・盤質:B UK 独りブラック’21年 4th 輸入盤


◆EXAVERSUM / To Live and Die With

・盤質:B メキシコ ブラック・メタル’21年 1st 輸入盤


◆EVIL ENDLESS / We Comntempt All

・盤質:A 詳細不明 ダーク・メディエヴァル・アンビエント 輸入盤【ダーク・アンビエントが基本でありつつ、掠れデス声が効果音的に入ったり、ドラム音が入る箇所も多いのが特徴のブラック・メタル寄りなサウンド。ストリングスのゆったりした低音がまた暗黒感と神秘的雰囲気を醸し出します。】


◆ETHIR ANDUIN / Pathway to Eternity. The Agony

・盤質:B ロシア プログレッシヴ・ブラック’20年 8th 輸入盤【全8曲ながら最低でも8分、10分超えが4曲の大作主義。練りに練られた展開で聴かせるプログレッシヴ・ブラック。】


◆EDREMERION / Ambre gris

・盤質:B フランス ブラック・メタル’18年 1st 輸入盤


◆ECNEPHIAS / Cold Winds from Beyond

・盤質:A イタリア シンフォニック・ゴシック・デス/ブラック’12年 編集盤 輸入盤【2007年の1stアルバム、Dominium Noctis、2005年のDemo、November、2008年のEP、Haereticusの曲を詰め込んだ編集盤。ぞれぞれの作品から1,2曲ずつ削られてはいますが合計70分程度の時間の大ボリューム。シンフォニックなオーケストレーションを被せた大仰で邪悪なシンフォニック・ゴシック・デス/ブラック。】


◆CULTO NEGRO / Abismal Speed Metal

・盤質:A コスタリカ ブラック/スラッシュ’16年 EP(7曲21分ほど) 輸入盤


◆CRUENTUS / Night Embrace Me

・盤質:A スウェーデン ブラック・メタル’20年 1st 輸入盤


◆CREST OF DARKNESS / Give Us the Power to Do Your Evil

・盤質:B ノルウェー ブラック・メタル’07年 5th 輸入盤【メロディックなトレモロ・リフとガッシリした刻みリフを併用し妖しくメロディアスなソロも聴かせるギター、ハイテンションな掠れデス声絶叫とグロウルを聴かせるヴォーカル、ブラスト中心に疾走感あるドラムによるブラック・メタル。割とメロディック・ブラック寄りなサウンド。】


◆CONSTANT NAUSEA / Niech bedzie chwala

・盤質:A ポーランド ブラック・メタル’20年 1st 輸入盤


◆CONSTANT NAUSEA / Bezwzglednosc

・盤質:B ポーランド ブラック・メタル’21年 2nd 輸入盤


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